2026/10/10 10:00

シャープペンシルを選ぶとき、みなさんは何を基準にしていますか?

芯の太さ、デザイン、持ちやすさ、書き心地、機能性……。

いろいろな選び方がありますが、今回はちょっと違った視点から。

「重さ」でシャープペンシルを比べてみます。

Forma ONLINE SHOPで取り扱っているシャープペンシルを並べてみると、

その重さは約12gから24.5gまで。

なんと、一番軽いものと重いものでは約2倍の差があります。

たった10gちょっとの違い。

でも、実際に持ってみると、この違いは意外と大きいんです。

-------------

まずは、重さを比べてみましょう。

今回ご紹介するのは、こちらの6本です。

LAMY safari 約12g

ぺんてる SMASH 約12g

ロットリング バリオL 約16g

クルトガダイブ 約19.2g

シーサー ケリー 約22g

ぺんてる プロユース 約24.5g

※重さはすべておおよその数値です。

こうして並べると、かなり違います。

一番軽い約12gから、一番重い約24.5gへ。

数字だけを見ると「24.5gってそんなに重い?」と思うかもしれません。

ところが、12gのペンを持ったあとに24.5gのペンを持ってみると、ちゃんと違いを感じます。

この「違い」が、実は書き方にも関係してきます。

-------------

約12g。軽いペンは「動かしやすい」。

まずは、LAMY safariとSMASHの約12g。

シャープペンシルとしては軽快な部類です。

軽いペンの魅力は、なんといっても手の動きについてきてくれる軽さ。

ノートを取る。

予定を書き込む。

アイデアをメモする。

文章をたくさん書く。

そんな「どんどん書いていく」場面では、軽さが心地よく感じられます。

特に長時間使う場合は、ペンそのものを動かすための負担が少なく、

軽快に筆記したい人と相性の良い重さです。

LAMY safariは公式スペックでも12g。軽くて丈夫な樹脂製ボディと、

人間工学に基づいたグリップが特徴です。


一方、SMASHも約12g。

こちらは軽さを持ちながら、先金と前軸を一体化した構造や低重心設計によって、

ペン先の安定感を狙ったつくりになっています。

同じ「12g」でも、どこに重さがあるか、どんな形で支えてくれるかで

印象が変わるのも、シャープペンシルの面白いところです。


-------------


約16g。軽さと安定感の、ちょうどいいところ。

続いて、バリオL 約16g。

12gと比べると、ほんの少し重くなります。

このくらいになると、軽快さを残しながら、

手に「ペンを持っている」という感覚が少し強くなります。

軽すぎず、重すぎず。

サッと書くことも、少し腰を据えて書くことも楽しみたい。

そんな人には、このあたりの重さが気持ちよく感じられるかもしれません。

「軽いペンが好きだけど、もう少しだけ存在感がほしい。」

そんなときに試してみたいゾーンです。


-------------


約19.2g。書く動作を、少し落ち着かせる。

ここから、ぐっと存在感が出てきます。

クルトガダイブ 約19.2g。

12gのサファリと比べると、約7gの差。

数字だけなら小さく見えますが、手にするとその違いが分かります。

ペンを走らせるというより、ペンの重さを利用して、

紙の上にゆっくり置いていくような感覚が出てきます。

もちろん、重いから必ずゆっくり書くわけではありません。

ただ、軽いペンとは違って、ペン自体にある程度の存在感があるので、

筆圧をかけすぎずに書きたいときや、文字を一画ずつ丁寧に書きたいときには、

この重さが気持ちよく感じられることがあります。

手帳に文字を書く。

お気に入りのノートに文章を書く。

一文字ずつ、きれいに書いてみる。

そんな時間にも似合う重さです。


-------------


約22g。ペンを「道具」として楽しむ。

さらに重くなると、シーサー ケリー 約22g。

ここまでくると、軽量なシャープペンシルとは明らかに違う存在感です。

手に持った瞬間に「お、重い」と感じる。

でも、その重さが悪いわけではありません。

むしろ、道具を使っている感じが好きな人には、この存在感が楽しい。

ペンを持つ。

紙にペン先を置く。

そのまま重さを感じながら線を引く。

軽いペンでスピーディーに書くのとは違った、落ち着いた筆記感を楽しめます。

「文房具は道具だから、手にしたときの存在感も大事。」

そんな人には、このくらいの重さも選択肢になってきます。


-------------


約24.5g。約12gのサファリと比べると、なんと約2倍。

そして今回の重量比較で、一番重いのが

ぺんてる プロユース 約24.5g。

サファリの約12gと比べると、ほぼ2倍です。

これは、なかなか面白い数字です。

同じ「シャープペンシル」でも、ここまで違う。

軽いシャープペンシルが「手の動きについてくる」ものだとしたら、

重いシャープペンシルは**「手の動きを落ち着かせてくれる」**ような感覚があります。

速くたくさん書くよりも、

考えながら書く。

線を引く。

文字の形を意識する。

ノートをきれいに仕上げる。

そんな場面で、ペンそのものの重さを味方にする。

もちろん、長時間使う場合には「少し重いな」と感じることもあります。

でも、その重さこそが、このペンを選ぶ理由になる人もいる。

だから「重いからマイナス」ではなく、

「重いからこそ好き」

という選び方があってもいいと思います。


-------------


軽いペン、重いペン。向いている「書き方」が違う。

ここまでを、ざっくりまとめると……

軽め:約12g

→ サッと書きたい
→ 長時間たくさん書きたい
→ 手を軽快に動かしたい
→ メモやノートをテンポよく取りたい

中間:約16~19g

→ 軽快さと安定感の両方がほしい
→ 普段使いから丁寧な筆記まで幅広く使いたい
→ 道具としての存在感も少し楽しみたい

重め:約22~24.5g

→ ペンをしっかり持って書きたい
→ 落ち着いて文字を書きたい
→ 線や文字を丁寧に書きたい
→ 金属感や道具としての存在感を楽しみたい

……というイメージです。

もちろん、これは「こうでなければいけない」という話ではありません。

同じ重さでも、軸の太さや素材、重心、グリップの形によって書き味は変わります。

だからこそ、重さだけでシャープペンシルの良し悪しを決めることはできません。

でも、

「自分は軽いペンが好きなのか?」

「それとも、少し重みがあるほうが書きやすいのか?」

と考えてみると、いつもの文具選びがちょっと面白くなります。


-------------


あなたは、何gが好きですか?

シャープペンシルは、芯径や機能だけで選ぶものではありません。

12gの軽快さ。

16~19gのバランス。

22~24.5gの存在感。

同じ「書く」という行為でも、手にするペンが変われば、

少しだけ書き方も変わります。

たくさん書く日には軽い1本。

じっくり書きたい日には、重みのある1本。

その日の気分や、書く内容に合わせてシャープペンシルを

選んでみるのも、文具の楽しみ方のひとつです。

「この重さ、好きかも。」

そんな感覚から、自分に合う1本を探してみてください。


Forma ONLINE SHOPでは、

今回ご紹介したシャープペンシルを取り扱っています。

ぜひ、それぞれの個性を比べながら、

お気に入りの1本を見つけてみてください。

お気に入りを、もっと身近に。

https://forma1947.theshop.jp/categories/7428013